狭小物件は家を建てることが難しい場合もあります。ですが、手元に置いておくだけでも税金がかかるため、何とか活用したいという方も多いでしょう。実は、手頃な狭小物件をみつけて不動産投資を検討する方も増えています。狭い土地をどのように活用をしているのか気になりますね。早速みていきましょう。
駐車・駐輪場
学校やオフィス、駅が近い立地にある狭小物件なら、駐車・駐輪場がおすすめです。たくさんの収入を得たい場合は、整地や屋根を付けるなどの整備が必要ですが、駐車・駐輪場が不足している地域では、看板を設置するだけで枠が埋まってしまう場合もあります。
ただし、更地と同じ扱いになるため、固定資産税 は一般住宅の3~6倍の課税、都市計画税も1.5~3倍の課税。さらに所得税も発生するため、駐車・駐輪場経営はローリスク・ローリターンといわれています。
自販機
住宅街でコンビニが遠いなど、土地によっては思わぬ収入を得ることができるでしょう。管理は業者がするため、初期投資は不要で負担は電気代と税金だけと気楽です。ただし、自販機設置は現在、冬の時代を迎えているといわれています。ドリンクだけでなく、幅広い品ぞろえをするなど独自性を出していくことも大切です。また、ゴミが出やすいのも特長であるため、こまめにゴミを回収し近隣住民からのクレームにも注意しましょう。
貸し倉庫
都心では貸トランクや倉庫なども大いに需要があります。初期費用はコンテナ1基で50万円、さらに配送料や手数料などを合わせて100万円ほどが相場です。住宅街であれば、近隣の住宅の衣類など預かれる小さめコンテナも需要が高いなど、土地柄に合わせたサイズを選ぶことをおすすめします。
貸店舗
住宅には不向きでも、事務所や店舗に使うためのプレハブであれば初期費用も抑えることができます。人通りの多い場所では弁当店や花屋、クリーニング店や宝くじ売り場などに活用。静かな場所であれば事務所やマッサージ店などの需要が見込まれます。
看板設置
道路に面している土地なら看板設置という手もあります。整地などの初期費用は不要でメンテナンスもオーナーが行うため不要です。一度出したら数年間動かないため、安定した収入を得たい方にもおすすめです。